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ブレーキングの仕方

バイクは前輪でしか制動力を得られることが出来ないと考えているのですが、
制動中に後ろブレーキをかけるとロックしてしまいます。
このような現象を防ぐためには、
最初に後輪ブレーキをかけて後方を沈めて車体を低くして前輪ブレーキ絞り込んで掛けたほうが早く安全に停止することが出来るのでしょうか?

バイク屋さんの回答

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アブソリュート株式会社
福澤剛店長

後輪を先にブレーキをかけるのはテクニックの一つだと思います。しかし、二輪車の運動特性を理解するとブレーキングも上達が早いのではないかと思います。
以下は以前私が雑誌に寄稿した物です。ご参考にしてみて下さい。
図1
グラフ1

2輪車は4輪車と比較して重心位置の高い二輪車はブレーキング時の前後荷重が大きく変化します。図1のタイヤと路面の接点を見て下さい。Ff+ΔF、Fr-ΔFと矢印がありますね。Ff、Frがタイヤが路面を押す力ですですが、これは静止状態で計測した路面を押す力です。図1ではそれに±ΔFが付いています。この分が荷重の変化を表していそうですね。
 ΔFとはブレーキをかけたときにフロントタイヤに多く荷重が集まってくる分を表しています。フロントタイヤの方にかかってしまった荷重は当然の事ですがリアタイヤからもらってきたものなのでリアタイヤからは同じくΔF分だけ荷重が抜けてしまいます。
 これがFf+ΔF、Fr-ΔFの意味です。フロントタイヤは荷重が集まってくるから+ΔF、リアタイヤは荷重が抜けてしまうから-ΔFなんです。
フロントとリアの荷重移動が紐解けた所で本題のブレーキングの方をみてみましょう。ブレーキをかけて止まろうとする力はタイヤと路面の摩擦力以上を求めても無理でタイヤを路面に押しつけておかなければブレーキをかけても車体は止まってくれません(ジャンプしているときにいくらブレーキをかけても止まりませんよね)しかし、タイヤが路面を押しつける力は前述したように止まろうとする力によってΔF分だけ変化してしまいます。このため前後のブレーキを同じようにかけても効率良く止まることは出来ません。要は変化した荷重ΔFだけフロントとリアのブレーキ力を同じように変化させてあげれば良いのです。そこで重心位置と減速度からΔFを計算して前後ブレーキの理想配分をグラフにしてみました。グラフ1を見ると減速度(α)に対して直線で変化していきませんね。2輪車でブレーキをかけるのは大変難しいことが目に見えておわかりいただけたでしょうか?

以下図1中の添え字
M :車両総重量
h :重心高さ
L :ホイールベース
Ff :前輪接地反力
Fr :後輪接地反力
Bf :前輪ブレーキ力
Br :後輪ブレーキ力

2008年10月07日

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(有)ガレージ湘南
日向 正篤店長

基本的には前輪を掛ければ前方に荷重がかかりますから後輪に荷重圧がが抜けロックしやすくなりますしかしあなたの文面の通り若干早くリアブレーキを掛ける事によって車体を沈ませることのよってこによってリアタイヤに面圧がかかりロックしずらくなります。前後のブレーキ比率は
6.4ぐらいで掛けることができます、やってみてください。
ガレージ湘南

2008年09月19日

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ライダースパーク世田谷
田中 勉店長

バイクに限らずにブレーキの制動力を発揮させるにはそれなりに知識を持っていたほうがより効果的に使えると思いますのでいろいろな情報を取り入れられたほうがよろしいかもしれませんね。
基本的に物体が動き出すと質量に応じた加速度と慣性力が生じます。
これに対してブレーキをかけると言うことは加速と慣性に逆らうわけですからどうしても前方に放り出されるような形となり前部の制動力が重要になってくるわけです。
スーパースポーツバイクを見ても判るように前輪には大きなディスクが2枚も付いているくせに後輪には申し訳程度の大きさのディスクしか付いていません。
これにはまた別に理由があるのですが、それについては割愛させていただきます。
さて、どのようにブレーキを使ったら安全か?と言うご質問のお答えですが、教習所等で習うような7:3の割合で掛けた方が良いなどと言うやり方はほとんどの人や状況に当てはまらないかと思います。
多様なバイクの形状や千差万別の乗り方を考えると一般道でそのような区分けをすること自体意味が無いからです。
その都度状況において自分で判断して効果的に使えるよう試行錯誤しながら覚えてもらう…しかないのが現状ではありますが(苦笑)
それではお答えになっていませんので、有効だろうと思われる私個人のブレーキング方法について少しばかり書かせていただきます。
まず前後のブレーキは全く別の働きをすると考えてください。
つまり前輪ブレーキはご存知の通り根本的制動力を得るためのブレーキとして、後輪ブレーキは姿勢制御と速度調整のための「減速」するモノとして。
単純に後輪ブレーキをそのまま掛ければ減速どころかすぐにタイヤがロックしてしまいますね。
しかしその掛け方に強弱をつけることで思いのほか使えることが判ってくると思います。
例えば低速で走らなければいけないとき、前輪ブレーキだと強すぎてギクシャクしてしまいますが、後輪ブレーキを引きずるように使うことで安定した走行ができるはずです。
後方を沈めて~とありますがニュアンスの違いとして受け止めればその方法も正解だと思いますよ。
どちらにしてもタイヤ1本で制動するよりも2本で制動した方がより大きな力で止めることができるのですから使わないともったいないですよね。
せっかく装備されているものですから上手く使えるようにいろいろと試してみてください。
ちなみにトライアルやオフロードなど悪路走行では後輪ブレーキを多用しますよ。

2008年09月18日

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